この時期、教職を取っている学生は教育実習を行っています。実習中に大学教員が実習校に赴き、実習生の様子を直接確認し、指導やアドバイスを行うことを「訪問指導」と言います。私も、ゼミ生の実習先である桐生(群馬)の樹徳高等学校に行ってきました。ここは、彼の母校でもあります。
生徒として自身が学んだ高校で今度は教壇に立っているゼミ生。大学のキャンパスから離れて、頑張っている姿を見ると、大きく成長していることが良く分かります。もちろん、授業なので、想定外のことが起きたり、思うように行かなかったりすることもあるのですが、そこからのリカバリーなど、その一つ一つが、社会に出たときに役立つ、貴重な体験になっているのだと思います。

